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2019.06.19

夏は交通事故の発生件数が増加!自動車事故が起こった場合に事業者が負う責任


交通事故の発生が最も多いのは12月、次いで7月です。いずれも長期休暇のタイミングで交通量が増加する

ことが一因と考えられますが、特に7月は、「天候」も事故の大きな要因となります。梅雨や台風など、

夏特有の天候の急変に注意が必要です。

 そこで注意しなくてはいけないことは、従業員が起こした自動車事故について、事業者が責任を

負うこともあるということです。

 社有車で業務中に起こした事故では企業や管理者の側が運行供用者となり同時に使用者責任も負うことは広く

知られていますが、無断で社有車を私用に使っていた場合の事故であっても、従業員が社有車を私用するまでの経緯や

それが業務とどう関連するのか、日常の使用状況などを総合的にみて判断されます。

 マイカーでの事故も、企業が業務でマイカーを使うことを認めていた場合、原則的には社有車を使用していた

のと変わらないため、会社の運行供用者責任・使用者責任が問われます。マイカー通勤時の事故についても、企業が

積極的にマイカー通勤を推奨しているような場合には、責任が発生する可能性が高くなります。