連合による「ハラスメントと暴力に関する実態調査」の結果、職場でハラスメントを受けたり、見聞きしたりしたことがある人が過半数に達したことが判明しました。インターネットを通じたモニター調査で、サンプルは男女それぞれ500人。
ハラスメントの内訳は、パワハラなど「職場のいじめ・嫌がらせ」(45%)と「セクシュアルハラスメント」(41%)が双璧ですが、性別役割分担意識を強調する「ジェンダーハラスメント」(25%)、妊娠出産時に心ない言葉を発する「マタニティハラスメント」(21%)、性的指向や性自認についてあざ笑う「SOGIハラスメント」(14%)等も少なくありません。
ハラスメントを受けた人の半数近くが仕事のやる気がなくなり、ミスやトラブルも多くなるなど、生産性の面でも問題が生じています。